躯体利用の対策
鉄筋及び鉄骨に雷電流が流れる。
電磁誘導による被害の防止
対策1
避雷針用接地は、建物構造体での接地(共用接地)を避け引き下げ誘導による接地を行う。
落雷時各部の電位をできるだけ等しくするためには、建築構造物自体を利用する方式が有利ですが、雷電流が鉄筋や鉄骨部分に流れると電磁誘導による被害を発生させる原因になります。
対策2
機器類やケーブル類は避雷針の引き下げ導線より遠隔地に配置し、電磁誘導サージの影響を避ける。

対策2
接地電極にケミ・ロッド(化学活性式)を使用する
通常の避雷針用設置の場合、直流抵抗は低くても、雷電流は高周波(25KHZ~10MHZ)の為、サージインピーダンスが高くなり、抵抗値が上昇します。ケミ・ロッドは、中空の構造として高周波に対するサージインピーダンスを低くした接地システムです。ケミ・ロッドには特別に開発された無機質塩(ミネラル状の塩)が内蔵されており、これが全長に亘って溶出することにより、周囲の土壌を一定の状態に保ち安定した低抵抗を維持させるようにしたものです。土壌によって異なりますが、高効率のため1本で通常のアース電極約10本分を代替できます。
<参考データ>
通常の接地極は、接地抵抗計測器で計測すると、3Ωであったが、サージインピーダンス測定器により雷同様の高周波(200KHZ)で計測すると39Ωに抵抗値が上昇した。

